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   衰退の一途をたどる「自称正信会」
     寺院を返還し死身に懺悔せよ



  「ニセ坊主」集団が難癖

 宗門より発行された邪教破折書『諸宗破折ガイド』(以下「破折ガイド」)が好評だ。
 ところで、この破折ガイドに難癖をつける者達がいる。元本宗の僧侶で擯斥処分に付された自称正信会の連中である。いまだに「日蓮正宗」を名乗り寺院を不法占拠する「ニセ坊主」集団。これらがわずかに発行する新聞『継命』にそれが見られる。
 破折ガイドでは、この「ニセ坊主」集団を「近代における異流義」と題し、創価学会・顕正会と並べ一項目でまとめている。それを「ニセ坊主」達は、
「異流義のひとつに位置づけて批判をしている」(継命 九月一日号)
と、自分達に「異流義」のレッテルを貼られたことがおもしろくないらしい。また、他の邪教二教団と同じ扱いにされたのがシャクにさわったのか、負け惜しみもちゃんとある。
「新興宗教呼ばわりされても痛くも痒くもないが…」(同)
 だから「新興宗教」ではなく、「異流義」だと破折ガイドは呼んでいるのだが…。この連中は、自らを「異流義」だとはどうしても認めたくないらしい。


  「血脈否定」を盾に他の邪義を覆い隠す

 それではこの「ニセ坊主」達、何を言っているかと思えば、なんのことはない。御法主日顕上人猊下には御相承がなかったと言うしか能がないらしい。
 これは現在、創価学会・顕正会どもが宗門に対し、「法主詐称」と毒づく邪義と変わらない。「ニセ坊主」達は、この誹謗行為が原因で擯斥に処されたにもかかわらず、全く反省することなく、またぞろ鼻先を出そうと懸命なのだ。
 どうせなら、血脈否定の本家は自分達だと、邪義の専売特許権として学会などへ訴えてみたらどうか。彼らは言う、
「阿部宗門の『諸宗破折ガイド』による正信会批判のすべては、正信会が阿部日顕師の血脈を認めないということが前提となっている」(同 一〇月一日号)
と。しかし破折ガイドは「血脈相承否定の邪義」だけを呵責しているのではない。その他に、「本門戒壇の大御本尊を唯物・偶像と捉える謬見」、「末法出現の凡身日蓮は本仏に非ずの迷見」や「日達上人への背反」などを挙げて、すべての邪義を破折しているのである。
 「ニセ坊主」達の破折ガイドへの言い掛かりが血脈否定の件に限るのは、裏を返せば、宗門に、“血脈否定論で破折してくれ”ということであろう。それ以外に日蓮正宗寺院を不法に占拠して、自己保身を図るための都合のいい言い逃れの妄言はないからだ。
 それでは「ニセ坊主」達よ。日顕上人への血脈相承を否定さえすれば、その他の邪義が全部まかり通るとでも思っているのか!おまえ達のすべての言い分は、まさしく「異流義」そのものではないか。慢心の「ニセ坊主」達に「正統」を名乗る資格など微塵もない。


  分裂・衰退する集団

 要するに『継命』の言い分は、破折ガイドへの文句にかこつけた悪あがきなのだ。無論、その目的は「ニセ坊主」集団の生き残りである。
 すなわち、今日の状況に至るまで、分裂・衰退の一途をたどるしかなかった者達が、“自分らも宗門とやりあっている”と、意気阻喪した自称正信会内の信者へ必死にアピールしているに過ぎない。
 しかし、そんな宗門への言いがかりも、会内の信者は今さら見苦しいと、『継命』に目を背けるばかりであろう。
「宗門は正信会からの申入れや、質問にはまったく答えられなかったが…」(同 九月一日号)
 そうだったかね「ニセ坊主」達よ!「日蓮正宗青年僧侶邪義破折班」の強折に、一言も反論できなかったのはどこの誰だ。
 おまえ達こそ後生のため、お寺をお返しし、死身に懺悔するがよかろうと告げておく。

大白法633(h15.11.16)号より転載



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