背信の逆徒!池田大作とその走狗

創価学会・憂宗護法同盟を破折する
荒唐無稽な作り話で名誉を毀損

 創価学会とその走狗憂宗護法同盟は、悪書『法主詐称』、並びに「反駁の書」「同(其の二)」、さらにはこれらを掲載した「創価新報」などを用いて、本宗の血脈相承に関する虚偽捏造の誹謗を飽くことなく繰り返しています。
 これらの誹謗は、かつての自称正信会の者たちの血脈否定の言とまったく同轍であり、まるで創価学会が自称正信会に弟子入りでもしたかのようです。
 特に昭和五十六年一月、御法主日顕上人猊下をはじめ、早瀬日如御尊能化、八木日照御尊能化、故早瀬義孔御尊師、阿部信彰御尊師等の方々が大宣寺へ出向き、御住職・菅野日龍御尊能化から、「御相承箱」を奪い取ろうとして失敗したとし、またその情報の発信源は菅野能化であるなどと、創価学会側が初めて言い出した荒唐無稽な捏造報道には、さすがの血脈否定の悪知識の本家たる自称正信会の面々も、その厚顔無恥と悪辣さには舌を巻いていることでしょう。
 そこで今回、日蓮正宗総監・藤本日潤御尊能化、並びにこれらの大嘘の報道に実名を挙げられた早瀬日如、八木日照、菅野日龍の各御尊能化、及び阿部信彰御尊師に御出席をお願いし、彼らの報道がいかに真っ赤な大嘘であるか、その真実を語っていただきました。



座 談 会 出 席 者

日蓮正宗総監・常泉寺住職
  藤本日潤御尊能化

宗務院庶務部長・法道院主管
   早瀬日如御尊能化

大石寺主任理事・妙泉坊住職
   八木日照御尊能化

大宣寺住職
   菅野日龍御尊能化

宗務院庶務部副部長・妙國寺住職
   阿部信彰御尊師


 司会
 本日はご多忙の中、たいへんにありがとうございます。最近、創価学会とその走狗、憂宗護法同盟は、本宗の血脈相承に対して、悪質な虚偽の捏造報道をもってしきりに誹謗中傷しています。本日はその件について、いろいろとお話を伺いたいと思います。

 藤本日潤御尊能化
 血脈相承の否定、これは本宗から離反した者たちが、その口実に使う常套手段です。自称正信会もそうだったし、顕正会もそうだ。創価学会と離脱僧らも去る平成三年の破門以後、突如、御先師日達上人が御当代日顕上人へ相承をしていないと、とんでもない誹謗をしてきたわけだね。

 阿部信彰御尊師
 創価学会は昭和五十四年の日顕上人猊下の御登座以降、平成二年の大石寺開創七百年までは血脈相承への信伏随従を誓っていました。

 早瀬日如御尊能化
 その通りだね。当時、創価学会は、昭和五十二年路線の謗法を御先師日達上人にお詫び申し上げ、昭和五十四年五月三日、御遷化直前に、信徒団体としての基本を忠実に守ることを条件に一切を収束するお許しをいただいたのです。当然ながら御先師御遷化の後は、池田大作を先頭に、創価学会を挙げて御法主日顕上人猊下への信伏随従を徹底していたね。

 阿部
 そうですね。その当時、池田大作や創価学会幹部が日顕上人猊下に対して、信伏随従を表明した例は枚挙に暇がありません。

 司会
 はい、そのうちの一例を挙げますと、池田大作は、「第六十七世御法主日顕上人猊下に、この絶対なる血脈は、厳然と承継されているのである。だれ人がいかなる非難をいたそうが、これは侵しがたき、明確なる事実なのである。」(「広布と人生を語る」第二巻 昭和五十六年六月七日)と述べています。

 阿部
 この頃、池田大作らが数え切れぬほど表明していた御法主日顕上人猊下に対する血脈尊重の言と、現在の彼らの誹謗との落差にはまったく驚くばかりです。
 八木日照御尊能化 それはね、あの当時、自称正信会の者たちは、御先師日達上人が敷かれた創価学会との教導和合路線を日顕上人猊下が遵守されることに反発したのです。そして昭和五十五年秋のあの山崎発言を奇貨として、あろうことか御当代日顕上人への血脈相承を否定する訴訟を提起したわけで、そのような状況に関係があると思うね。

 菅野日龍御尊能化
 自称正信会の者たちが、当初、御先師日達上人の御指南を拝して立ち上がり、創価学会の謗法を指摘し糺したことは確かです。ただし、いろいろな状況があったにせよ、日達上人が御生前中、創価学会問題の一切を収束あそばされたことは事実なのだから、血脈を承継された日顕上人猊下の御嚮導に対し、異議を唱え、その上血脈相承を否定した彼等の振る舞いは明らかに行き過ぎ以上のものであり、御先師に対する許しがたい違背だな。

 早瀬
 御先師への違背は当然として、血脈否定は日蓮正宗の下種仏法の根幹を否定する大謗法というほかはないね。

 阿部
 ですから池田大作と創価学会は、当時、自称正信会を大謗法と、徹底して攻撃したんですね。しかし、その池田創価学会が、今は徹底して日蓮正宗の血脈相承を否定するとは、まったくの二枚舌だ。彼らが正直を旨とすべき信仰者ではないことを証明していると言わなければなりませんね。

 早瀬
 今、創価学会の走狗となった小板橋明英ら憂宗護法同盟の者たちも、この当時、自称正信会を批判して、御法主日顕上人猊下に信伏随従し奉るとの決議書に署名捺印したはずです。本当にふざけた者たちだ。
 八木 まったく池田大作は二枚舌の帝王だが、師は針の如くだから、配下の者も皆二枚舌になるんだね。先程、総監さんが言われたけれども、結局、仏法を我意我見で私物化し、異流義に堕していく連中は、すべて本宗の信仰の根幹たる血脈相承を否定するということです。

 司会
 それではこの辺で、彼らが憂宗護法同盟の名前で出版した『法主詐称』について伺いたいと思います。

 藤本
 この『法主詐称』という本は、一部始終、本宗から破折しつくされた事柄の蒸し返しでしょう。よく恥ずかしくもなく、いつまでも同じことを書くものだな。もっとも、始めのところに書いてある「御相承箱」について、本宗の数名の僧侶が大宣寺へ取り返しに行ったということぐらいが目新しい話かな。下手くそな作り話だが。(笑い)

 早瀬
 まったくその通りですね。名前を挙げられた我々全員が、そんなことは身に覚えのないあきれた空事なんで、どうして憂宗護法同盟の小板橋明英らや創価学会側が、こんなにすぐばれる嘘をつくのか理解に苦しむね。

 阿部
 彼らは「クロウ事件」のことをまったく言えなくなったので、それに変わる誹謗の材料を作り上げたということでしょうか。

 八木
 それにしても、「クロウ事件」は三十数年前の外国の出来事という設定だから、否定の証明も困難を極めたわけです。今回の設定は二十年ほど前とはいえ、日本のことだし、すぐに虚偽捏造であることが判ってしまうのにな。

 菅野
 私としても昭和五十六年一月十三日にそのようなことがあったなどと言われることは、まったく身に覚えのないことです。第一、「御相承箱」が大宣寺にある訳がないのだから、それをあるなどと口にするはずはないんだよ。それに大宣寺所属のある法華講信徒がこの日一日中、大宣寺の旧本堂で唱題をしており、そんな騒がしいことはまったくなかったと証言しています。

 早瀬
 大体、十三日と言えば、総本山は宗祖日蓮大聖人様の御講の日だし、末寺も御講で忙しい日です。それに彼らは一台の車に五人が乗ったとしているが、御法主上人が助手席に乗られることなど考えられないし、後席に三人掛けでお座りいただくことも、まずあり得ません。

 阿部
 私も前年の昭和五十五年九月に単身でブラジルへ赴任しており、同年の暮れにいったん日本へ帰国したのですが、実はその頃、体調を崩しており、とても御法主上人をお乗せして運転できる状況ではありませんでした。

 八木
 そうだね。昭和五十六年一月というと、あの当時、御法主上人のお車の運転はたしか警備も兼ねて柳坂特道師(現マレーシア布教所責任者)や磯村如道師(現要行寺住職)が専任していたはずです。総本山からお出かけの場合、他の者が御法主上人専用車を運転することなどまず考えられないね。

 菅野
 それと大宣寺には当時、数名の教師とかなりの数の所化が在勤しており、御法主上人が御下向され、しかもそんな騒動があれば、とっくの昔に宗門全体に話が広まっているはずです。本当にすぐ判ってしまうような嘘を、なぜつくんだろうな。

 阿部
 要するに、あらゆる状況が彼らの嘘を証明しているわけですね。大宣寺へ乗り込んだと名前を挙げられた我々に対する名誉毀損も明らかですが、その話の発信源だとされた菅野御能化に対する名誉毀損はひどいものですね。

 早瀬
 そう、大宣寺さんは発信源と言われているんだから、まったくひどい虚偽の中傷だが、我々にしても、まったく身に覚えのないことをしたと言われているんだから、憂宗護法同盟の小板橋明英と創価学会一味は我々に対して即刻謝罪し、その虚偽の内容を直ちに撤回すべきだね。

 菅野
 私としても本宗の大事な御相承に関して、あらぬ誹毀讒謗を受けてたいへん迷惑している。彼らに謝罪と虚偽の報道内容の撤回を、断固として求めます。

 司会
 しかし、彼らが当方の要求に応えるほど信義のある連中かどうか、たいへん怪しいところですね。

 阿部
 大体、嘘つきというのは嘘をつくことを悪いとは思っていない、言わば確信犯なのだから正直に謝ったりしないかもしれませんね。謝るくらいなら最初から嘘などつかないでしょう。

 早瀬
 しかし、謝ろうが謝るまいが、宗門側としては正義に基づき、血脈相承否定の大嘘を、徹底して追及していくべきだと思うね。

 一同
 同感。
(つづく)



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