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 いいかげんにせよ
  浅井の対決状なるパフォーマンス
            ─顕正会


 今般、顕正会の会長・浅井昭衛は、御法主日顕上人猊下に対し、「対決申し入れ書」なる傲慢な書を送り付けてきた。
 以下は、本紙第六六七号、第六六八号の破折文書を読んだ、法華講壮年部と青年部の会話。


      独り相撲で演出


 青年 浅井は何を血迷ったのか、御法主上人猊下へ不遜な「対決状」を送り付けてきましたね。
 壮年 そうだね。御法主上人猊下と直接対決したいそうだ。それも公開対決でと。しかし、勇んではみたものの、宗門の青年僧侶邪義破折班から、見事、木っ端微塵に粉砕されたね。対決するまでもない!
 青年 『大白法』を読みましたが、痛快でした!。浅井の己義や邪見が、これによって、かえってよくわかりました。しかし、浅井の今回の本当の狙いは何でしょうか?
 壮年 あれはパフォーマンスだよ。
 青年 と言いますと?
 壮年 浅井は、もともと対決なんか、初めからやる気はないんだよ。対決できる身ではない!
 青年 そうですね。浅井は信徒除名の身。謗法の徒であって、対決の申し入れなんて、できるはずがないことは、浅井自身が一番よくわかっていることですね。なのに、なぜ?
 壮年 そうだね。浅井は、宗門が「対決状」を相手にしないことを承知・予測の上で会員に発表したんだよ。
 青年 むしろ、宗門と対決にならないことを望んでいたと…。
 壮年 そのとおり。小心者の浅井は、宗門から破折されることを恐れているからね。浅井の狙いは、次のシナリオだよ。
 青年 次の手?
 壮年 「顕正会が命運を賭して対決を迫ったのに、宗門は卑怯にも逃げた…」と、会員の同情を買い、一方では「勝利宣言」を行う。つまり「対決状」は、会員の宗門攻撃への士気を鼓舞する演出効果が狙いだね。
 青年 一方的に差し出しておいて…。浅井の計画的な独り相撲ですね。
 壮年 宗門が、邪教団体の仕組んだ土俵に上がる道理は、何一つない!
 青年 ところで、浅井は対決の場所を「大石寺大客殿」としていますが、大客殿って…? 今の客殿のことでしょうか。
 壮年 大客殿は、もう十年も前に解体されているよ。今の堂宇は、耐震性の問題から建て替えられたもので、名称も古来の“客殿”としているんだよ。
 青年 そうでした。ということは、浅井は架空の場所を、対決に指定してきたわけですか。
 壮年 認識不足も甚だしい。初めから“対決”など、やる気なしの根性が露呈しているね。
 青年 情報不足ならまだしも、知りながら「大客殿」と指定したとすれば、姑息な手ですね。
 壮年 また、浅井は「命より大事な顕正会…」とも言っているらしいが、これは創価学会第二代会長の戸田氏が「創価学会は戸田の命である」などと言っていた口真似だね。
 青年 学会が手本なんですね。


      「対決状」への布石


 壮年 思えば、今回の「対決状」なる愚書の発表までには、会員に布石を打っていたようだ。
 青年 どんな?
 壮年 御法主日顕上人猊下のことを、会員に“日顕”と、ついに呼び捨てにさせたことです。それまでは“阿部管長”と呼んでいた。それが、昨年八月二十二日の幹部大会なる集会で、浅井は御法主上人のことを呼び捨てにし始めたんだよ。
 青年 宗門への憎しみを増長させる手段ですね。これも学会と同じ謗法路線!
 壮年 もはや、こんな三毒強盛で、偽善的な男とは、真摯な話し合いもできないだろうね。
 青年 先日、折伏した顕正会員たちも、御法主上人のことを呼び捨てにし、侮蔑していました。
 壮年 憎しみを会員に煽った上で、「対決状」の発表。言語道断の所業だね。
 青年 いいかげん、会員は浅井のパフォーマンスに、早く気付くべきだ。折伏あるのみ!


大白法669(h17.5.16)号より転載



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