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    浅井のニュースソースは創価学会機関紙誌?
                     ―顕正会―



   日顕上人猊下を貶める浅井


 顕正会会長の浅井昭衛は、御法主日顕上人猊下が本門戒壇の大御本尊を「偽物」であると発言したとして、昨年八月、「幹部大会」なる集会で次のように喧伝している。
 「私(浅井)はこの『河辺メモ』における悪言を、これまで敢えて具体的に挙げることをしていない。なぜしなかったのかといえば、戒壇の大御本尊様に対し奉り、口にするのも恐れ多い、あまりにも汚らわしく、憚りを感ずるからであります。ただし、もし阿部管長に会うの機会あらば、この大謗法を一刀両断し、御宝前において五体投地の懺悔を必ずさせると、私は心に決めております」(顕正新聞平成十六年九月五日号)
 これは、創価学会の言う「河辺メモ」なるものを根拠とした誹謗を、浅井がそのまま真に受け、受け売りしたものであることは間違いない!


   『折伏教本』のススメ


 この「河辺メモ」については、創価学会員のために著された本
ではあるが、『折伏教本』から引用させていただく。顕正会員よ、刮目して読むがよい!
 「そもそも血脈相承を承け、本門戒壇の大御本尊を厳護する立場にあられる御法主上人が、その大御本尊を偽物などと発言されるわけがありません。日顕上人は、大法要における御説法や種々の講習会での御講義など、あらゆる席において、常に本門戒壇の大御本尊が御本仏日蓮大聖人の御当体であり、仏法の中枢肝要の御法体であることを御指南されています。(中略)創価学会は『河辺メモ』なるものを証拠として、日顕上人が大御本尊を偽物であるかのような発言をしたと騒ぎ立てていますが、これは創価学会が悪意に満ちた曲解によって、日顕上人を貶めようとする策謀以外の何ものでもありません。この『メモ』とは、宗門の僧侶が私的な覚え書として書き綴ったものであり、僧侶本人もその内容は回顧したものが多く、自分の主観にこだわった部分が多い旨の発言をしています。すなわち、活字にしたり、公表したりするような正確なものではなかったのです。(中略)また、メモの中の『大御本尊のは偽物・・・』の文言については、日顕上人が本門戒壇の大御本尊を偽物と仰せられたのではなく、当時の裁判や大御本尊への疑難、及びそれらに対する破折に関するものであったことを、メモした僧侶が自ら証言しています。本人の承諾なしにひそかに入手したメモを悪用し、本門戒壇の大御本尊を御法主上人攻撃の材料に使うなどは、創価学会の卑劣きわまりない体質を如実に物語っています」(三四三頁)


     「メモ」の根拠示せ!


 そこで顕正会に質問する。
 その一。浅井は、「河辺メモ」なるものについて言及しているが、一体、何を根拠として日顕上人猊下を悪し様に誹謗するのか。まず明確にせよ。
 その二。宗門の文書等も読んだと思われる浅井は、
 「阿部管長は大慌てに慌てて、釈明の文書を速(ママ)座に宗務院から二度、さらに自らも釈明文書を書き、都合三度にわたって言いわけをした。しかし、言いわけすればするほど矛盾は拡大し、かえって墓穴を掘ってしまった」(顕正新聞同号)
などと言い退けているが、「矛盾は拡大し」とはいかなる矛盾か。また宗門が「墓穴を掘ってしまった」とは一体どういう意味か。具体的に述べてみよ。
 その三。浅井が根拠とする情報源と、宗門の創価学会の誹謗に対する破析をどのように分析したのか、その基準を述べよ。
 言っておくが浅井昭衛よ、池田学会はいまだに「メモ」の入手先さえ明確にできないでいるのだぞ。「五体投地の懺悔」をするのは、卑怯・卑劣な浅井昭衛、おまえのほうだ!!

大白法662(h17.2.1)号より転載



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