新興宗教「創価学会」と離脱僧らの
            再度の邪難を摧破す


は じ め に

 この度、新興宗教「創価学会」の走狗となり、自称「日蓮正宗改革同盟・青年僧侶改革同盟」を名乗る邪悪なる貴殿ら離脱僧は、不遜にも『「邪義班」を装う小心者の偽法主・日顕(上人)の妄説をことごとく粉砕する』などと題する邪論を、御法主日顕上人猊下を始めとして、宗内各寺院へ送付した。
 これは当方が、去る五月十日、『「開宣大法要」及び御法主日顕上人猊下に対する悪辣極まる自称「日蓮正宗改革同盟・青年僧侶改革同盟」の邪難を粉砕す』をもって、貴殿ら池田創価学会と離脱僧の邪難を徹底的に破折したことへの対応らしきものであり、二カ月以上も経過した七月半ばを過ぎてからの遅鈍極まる回答であるから、当方からの厳重な『通告書』も踏まえて、何らかの反省懺悔が見られるであろうと一読したところ、そのような内容はまったくなく、貴殿らが人間としての反省の心をも失った哀れな存在に成り下がったことを実感した次第である。
 毒気深入し悩乱した貴殿らには、宗旨建立七百五十年を記念し、四月二十八日とともに、三月二十八日においても法要を修し奉るべき宗史上の甚大な意義が存するとの、宗祖日蓮大聖人の広大な仏恩に御報恩し奉るべき一念を根本とされた、御法主日顕上人猊下の御指南を、貴殿らにも分かるよう再度噛み砕いて訓示した当方の論旨が、まるで理解できていないのである。
 それのみか、謗法の悪見、妄見により、御法主日顕上人猊下はもとより、日蓮正宗の御歴代上人にまで及ぶ誹謗の魔手は、彼の身延派の悪僧・安永弁哲や、正信会の反逆僧・久保川法章らとまったく同轍であり、そのあまりに非道な内容に、池田創価学会と離脱僧らの破仏破法の邪論を断じて許すべきではない。「青年僧侶邪義破折班」は徹底的に彼らを摧破すべきである≠ニの声が宗内に澎湃と起こっている。
 貴殿らは、当方の鉄槌に対し、何ら正当なる回答をなし得ず、稚拙極まる牽強付会の駄文しか送付できないことを棚に上げ、今後当方は、出所不明の小僧名での落書などは、一切相手にしない≠ネどと尊大ぶっている。だが、大恩ある宗門に後足で砂をかけ、池田創価学会の走狗と成り下がった下劣不知恩の貴殿らに、御法主上人猊下に回答を要求する資格があるなどと思ったら大間違いである。身のほどを知るべし。さしずめ「狗肉を割くにいずくんぞ牛刀を用いん」の道理と呵しておく。
 もしどうしても御法主上人にお答えが戴きたければ、貴殿らの首魁・池田大作が一対一で直接御法主上人に質問せよ。もっとも国会喚問を恐れて逃げ回った臆病者の大作氏だから、牛刀を恐れ、貴殿らの願いに応ずることなど決してあるまい。
 ところで貴殿らは、我ら日蓮正宗青年僧侶邪義破折班の強折がよほど気に障るらしく、出所不明の怪文書≠ニか、蛇の如き執拗さ≠ネど種々悪口を並べ立てている。しかし、空華乱墜の譬えもある通り、貴殿らの偏執邪見では正論すら邪論に見えるのだ。「愚人にほめられたるは第一のはぢ」の御金言を拝せば、御法主上人猊下の驥尾に付して、正論を説く我らに、貴殿ら創価学会と離脱僧がいかほどに悪口を言おうと、自らを益々愚人と認める行為でしかないのである。
 我ら青年僧侶邪義破折班は、名聞名利の邪心は持たないから、個人名などは出ようが出まいが、どちらでもよいのであるが、貴殿らはどうしても我らの名前を公表させたいらしい。よって期待に応え、ここで名乗っておくこととする。
 なお、先にも述べたように、今回の貴殿らの邪論は、そのほとんどすべてが、御法主日顕上人猊下御講義『創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す』、『大日蓮』平成四年十・十一月号掲載『御法主日顕上人猊下御講義』における邪難破折、身延派謗法僧・安永弁哲の悪書を破折した『悪書板本尊偽作論を粉砕す』、創価学会の謀書『宗門への質問状』をもとにした反逆僧・久保川法章の悪書『世界宗教への脱皮』を破折した『久保川論文の妄説を破す』、時局協議会及び総本山在勤非教師有志による創価学会破折文書、創価学会教宣ハンドブック破折『創価学会のいうことはこんなに間違っている』等々で、すでに破折し尽くされた内容であることを教えておく。貴殿らは同じ誹謗を繰り返す前に、これらをもう一度、しっかり勉強し直すがよかろう。
 
        日蓮正宗青年僧侶邪義破折班
                       小沢雄常
                       石岡雄哲
                       礒辺雄則
                       川喜多雄秀
                       森岡雄樹
                       高野正務
                       阿部正教
                       漆畑正善
                       長谷川信達