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      創価学会のいうことは
     こんなに間違っている!
             ─創価学会

   『新・教宣ハンドブック』破折

 創価学会は平成十一年、総本山第六十七世日顕上人と宗門を誹謗する『教宣ハンドブック』なる悪書を作成し、会員に宣伝していたが、その邪義と虚偽は、宗門から『創価学会のいうことはこんなに間違っている』(平成十二年一月発行)で厳しく破折されたため、しばらくは鳴りをひそめていた。
 しかし、その後、創価学会は『新・教宣ハンドブック』(以下『新教宣』と略)として改め、またもや会員の洗脳を図る悪書を出版している。その内容は、ほとんどが前書『教宣ハンドブック』そのままであり、既に破折された低級な悪口誹謗の繰り返しに過ぎないが、わずかながら新たに付け加えられた邪説・誹謗の箇所が見られる。
 そこで宗門は『新教宣』のそれらの邪説箇所を粉砕するため、このたび『創価学会のいうことはこんなに間違っている』の〈続篇〉を発刊した。


   「ニセ法主」との疑難を破す

 とりわけ、あいも変わらず御相承への疑難を繰り返す創価学会では、『新教宣』でも「相承なきニセ法主」と題し、日顕上人を「詐称法主」と詈っている。その理由の一つとして、
 「日顕は突如、前年の昭和五十三年四月十五日に内々に相承があったと主張した。この日顕の自己申告を裏付けるものは何もない。公式な証拠も記録も証人も一切ない」(新教宣 一〇頁)
と言うが、それに対する『続創価学会のいうことはこんなに間違っている』の破折内容を紹介しておこう。

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   謗法者の常道、血脈相承への疑義

創価学会のこの主張は、かつて宗門から破門された自称正信会の者たちが、自分たちの都合によって急遽言い出した言いがかりと同じものです。(後略)

   第三者の介入を許さぬ秘伝

 本来、血脈相承は、御法主上人から次期御法主への唯授一人の秘伝であり、お二方以外の者が立ち入ることはできないものです。したがって、第三者による証拠や記録や証人などがなければならないという性質のものではありません。
 しかし、現在の創価学会が執拗に法主詐称≠ニわめき立てているため、多くの会員がそれを鵜呑みにしているのです。

   日達上人の御相承の御意を示す証言

(前略)日達上人の御相承に関する御意を示す証言の一部を紹介しておきます。
 昭和四十九年当時の大石寺御仲居だった僧侶は、日達上人が京都平安寺に妙修尼(日顕上人の御母堂)を見舞われた時にお供をし、そのおりに日達上人が妙修尼に「あなたの息子さんに後をやってもらうのですからね、早く良くなってくださいよ」と仰せられたお言葉を明確に記憶しています。
 そして、総本山へ戻られた日達上人は、当時大石寺理事のお一人に「妙修尼に『あなたの息子さんに後を譲るから安心しなさい』と言って励ましてきたよ」と仰せられています。
 さらに、昭和五十三年四月、日達上人は、身内の僧侶方に対し、次は日顕上人に後を譲る旨のお話をされています。
 これらの証言からも、日達上人は次期御法主として日顕上人に相承される意志をお待ちであったことが明白です。(三三頁)

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 さらに同書では、創価学会の御相承を受けたという証拠がないなら、それは相承がなかったことになる≠ニいう誤った論理に対し、では、
 「日顕上人が血脈相承を受けていないという、確かな証拠・記録・証人を出しなさい」(三四頁)
と、創価学会員へ詰め寄る質問事項も設けている。
 さぁ、同書を熟読し、創価学会の邪義邪説を砕いていこう!

大白法692(h18.5.1)号より転載



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