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怨念と嫉妬に苛まれた 記念展への冒涜 ―創価学会― すばらしき記念展 現在、総本山宝物殿にて開催されている記念展――。そのすばらしさは、訪れた人々に感動と感激をもたらし、再度拝観した人の声も聞かれるなど大好評を博している。一度では見学しきれないほどの写真や御宝物類 であり、本年、登山の折は、信心の眼をもって心に留めておきたいものである。 さて、無礼千万、傍若無人の言葉を投げつける創価学会では、この記念展にさえも異常なまでの難癖をつけている。 嫉妬の創価新報 創価新報では、記念展の来場者について、 「『大白法』ではさも盛況であるかのように書いているが、平日には三十人あまりしか来ないという」(平成二一年三月四日付) と具体的な数字まで挙げているが、創価学会ではスパイさながら、双眼鏡で来場者のカウントでも取っているのか。一体誰からの情報なのか聞きたいものである。 来場者の数は、創価学会のためにと、わざわざ公表するまでもないが、創価新報が言う「平日には三十人」などではない、とだけ告げておこう。 また、あきれるのは同紙が、 「『宝物殿』とは名ばかりで、そもそも大石寺には展示できるようなろくな宝物などほとんどない」(同) と記述していることだ。 記念展では宝物殿三階において「立正安国論記念展」が開催されており、大石寺をはじめとする末寺所蔵の重宝類が、ところ狭しと展示されている。 創価新報は大石寺にはろくなものがない≠ニ言っているが、大石寺所蔵で展示している御宝物の一部を挙げておきたい。 まず、創価学会では三宝のなか、僧宝に「日興上人」を立てているそうだが、その第二祖日興上人御直筆の『立正安国論写本』『安国論問答』『法華取要抄写本』等が実物展示されている。 あるいは、創価学会が、 「『御本尊根本』の正道を貫かれた日寛上人」(大白蓮華 平成五年一〇月号三三n) と崇めている、その第二十六世日寛上人御直筆の『安国論愚記』等が拝せられ、上古より御歴代上人によって今日まで清浄に伝えられてきた御宝物類が数多く展示されているのである。 さらには、当然、展示はされないが、大石寺には宗祖日蓮大聖人御真筆の御本尊や御真蹟の御書類が多く厳護されていることは、創価学会も先刻承知のはずだ。 それを「ろくな宝物などほとんどない」とは、まさに謗法の徒輩の言であり、創価学会には存しえない御宝物を宗門が所持することに対する怨念と嫉妬に苛まれた、哀れな姿そのものである。 大作の宝モノとは? かつて池田大作は、創価学会の重宝を、 「(総本山大石寺の)御虫払 いの重宝なんかよりも、すご いのです。人類の宝です」 (池田創価学会の真実 二三九n) と得意満面で言っていたとのことだが、その「学会の重宝」とは、ゲーテやヘッセ、ジェファーソンなどの偉人たちの直筆原稿や手紙なのだそうだ。 もはや多言を要しない。大作よ、御本仏日蓮大聖人や、汝が僧宝と崇めていよう日興上人の御真筆御本尊をはじめとする下種仏法の御宝物類を軽んじ、世俗の品を買い漁って「人類の宝」と誇ることは、名聞名利を貪求 し、宗開南祖を冒涜する、あさましい不知恩の姿そのものと言っておく。 また、同紙では、 「広すぎる館内では全国の末寺一カ寺ごとに畳二畳ものスペースを割り当てた『末寺の紹介コーナー』でお茶をにごしている」(同) と言う。「一カ寺ごとに畳二畳」?まさに見てきたようなウソの典型だ。創価新報よ、本当にそうなのか?違っていたら責任を取って必ず謝罪することを約束せよ! 大白法762(h21.04.01)号より転載 |