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       魔の「祈念札」配布
     大作から地獄への誘い
                ─創価学会─



     なんだこれは!

 まず、左に掲げた写真を見ていただきたい。
 中央には、陽刻(朱字)風に「三世福徳」と大きく記され、その上部には創価学会のシンボルマーク。下部には「2005・ 5・ 3」と日付が入っており、その右には「池田大作」として陰刻(白字)が押されている。そして、左上には名前が記されている(実名は□で伏せて掲載した)。
 はたして、これは何なのか?




     魔の祈念カード

 本年五月、ある法華講員宅へ創価学会員が訪ねてきた。
 その学会員から、家人に「はい、これ。」と言って、差し出されたものが、掲載のカード紙片だったのだ。
 そこには驚くことに、法華講員である家人の名前が勝手に記されており、
〈幸せになるように御祈念し ておきましたから…。〉
と言って、説明もすることなく、そそくさと帰っていったという。
 あっけにとられたのは、法華講員。早速、所属寺院の御住職のところへ持っていった。
 ――そう。これは邪教団体・創価学会の作成した、魔の祈念札とも呼ぶべきカードだったのである。


    邪教の祈りは大迷惑!

 自分の名前が書かれてあり、頼んでもいないのに「御祈念をしておきましたから」などと言われたら、だれでも唖然とするだろう。
 つまり、“池田センセーは、「5・3」で、法華講員であるあなたのためにも、三世にわたる福徳ある人生を御祈念してくださっているのよ”ということなのだろうか。
 その「5・ 3」とは、池田大作が会長に就任した日であり、学会ではその日を「創価学会の日」と定め、毎年騒いでいる。その日に充てて、本年は「祈念札」を作成し、法華講員へお祝いムードのお裾分けでもしようという魂胆なのか。あるいは、新種のいやがらせ運動のつもりなのか。
 学会は、昭和五十二年教義逸脱路線の時、宗門の塔婆供養を妨げるため、「慧光照無量」と書かれた紙片に故人の名前を連記させ、学会の職業幹部が導師となり、追善法要のマネごとをしていた(これは現在も行っているようだ)。今回の「三世福徳」なる、気持ちの悪い札も、それに準じて、大作が会員に対し、祈祷・祈念まがいを行うためのカードなのであろうか。
 まさかノルマで何枚も購入した会員が、その残った紙片をさばくため、法華講員名を記して持ってきたわけでもあるまいな。
 そんな事情はどうでもよいが、本門戒壇の大御本尊を冒涜する大作が、他人の「三世福徳」を祈ろうとも、
「正境に非ずんば、仮令信力・行力を励むと雖も仏種を成ぜず」(日寛上人御書文段 二〇六・)
と日寛上人が断ぜられるように、正境を蔑む大作の信力・行力では、幸せどころか罪業をもたらすばかりで、成仏の種をも摘み取られてしまう。
 このような地獄への誘いは、きっぱりとお断りしたい。
 ――奪命魔の大作には、他人の幸福を祈る資格は微塵もないと知れ!

大白法677(h17.9.16)号より転載



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