「開宣大法要」及び御法主日顕上人猊下に対する 悪辣極まる自称「憂宗護法同盟」の邪難を粉砕す

(※枠は離脱僧の邪難である)

 三月二十八日の「開宣大法要」に於ける貴殿の説法に触れ、宗内より種々の疑念が生じ、我々同盟員としても黙視すること能わず、今回同盟の総意を以て、此に、貴殿に糺問の書を提示するものである。
 立宗750年のこの時期、貴殿が敢えて宗旨建立三月四月説を持ち出した意図につき、シアトル裁判敗北のめくらまし、或いは、気まぐれで新しもの好きの貴殿が、この佳節の為に兼ねてより、若手の教学陣に乗せられ、共謀し、このテーマを暖めてきただけの話等々、種々の憶測が宗内に起こって居りますが、そう言った法話の背影など、も早どうでも良い枝葉の問題であります。

 貴殿らは「開宣大法要」での御法主上人猊下の御説法に関し、「宗内より種々の疑念が生じ、我々同盟員としても黙視すること能わず」と難癖をつけているが、まず明確にしておきたいことは、貴殿らは全く「宗内」の関係者ではないのである。よって「糺問の書」などという愚書を提示する権利も資格もないことをここに明確に断言しておく。
 貴殿らがいうような「種々の憶測」は、貴殿ら自身による自作自演の捏造に他ならず、まさにこの誹謗自体が勝手な「憶測」にすぎない。
 さらに「宗旨建立三月四月説を持ち出した意図」というが、なぜ御法主上人が「シアトル裁判のめくらまし」をする必要があるのか。今回のクロウ事件裁判の和解においては、前述のごとく、宗門側は勝訴判決以上の大勝利を獲得したのであり、このことは二月八日の緊急指導会においても発表され、また『大日蓮』『大白法』にも掲載されており、隠蔽する必要性など全くないのである。
 また、貴殿らは御法主上人の御説法の原稿執筆まで邪推しているが、ゴーストライターに『人間革命』と題する原稿を執筆させるような人間を信奉しているために、そのような歪んだ発想をするのである。もったいなくも御法主上人猊下におかせられては、原稿の執筆に関して他の人物に委託されるようなことは全くあらせられない。

問題は、今回の法話の内容そのものであり、更に言うならば、このような法話を、石山の法主として貴殿が高座に於いて平然と為し得ることこそ大問題であり、御開山日興上人・中興寛師等の英邁な御先師の名誉の為にも到底、看過し得るものではない。
 「大白法」に公になった法話内容を一覧し、改めて我々は、貴殿の人品のレベルの低さ、法義的な素質の無さに、慨嘆と驚きを禁じ得ぬものである。
 宗内より、種々の疑念が起こるのも当然であり、更に、論理の曖昧・晦渋さに加え、一、一の立論の根拠の脆さといい、凡そ、宗外に出し、その評価に堪え得るレベルの内容ではあり得ない。宗内では貴殿の法話を、喩えは失礼だが、立正大の学部生のレポートのレベルであり、評価すれば「可」にも及ばぬ「不可」は間違いないとの揶揄さえ出て居る始末だ。依って初めに、法話内容の基本的な問題点を指摘し、後に、疑念の生じる諸点を挙げ、貴殿に問い糺したい。

 血脈御所持の御法主上人がその御内証からの甚深にして精妙な御説法を通し、下種仏法の大事を開陳あそばされたことを、貴殿らのような門外漢に「大問題」などといわれる所以はどこにもない。しかも散々「大聖人直結」を金科玉条として振り回し、大聖人以来の血脈を軽んずる輩が、どうしてその血脈付法の御歴代上人を引き合いに出すことができるのか。矛盾の最たるものである。